2009年6月7日日曜日

【与太メモ】 堀江貴文・武部勤

裏付けの取れていないメモ

武部と堀江の関係。
 
 永田町では武部ーホリエモンには金銭を巡る関係が厳然とあるというのだ。
 自民党関係者がいう。

「実は武部幹事長はホリエモンから2~3億円の金をもらっているんです。この金はホリエモンが自民党の公認を取って衆議院議員のバッチを付けたいということから始まっていました。

 ホリエモンは次男・毅を通じて武部幹事長に接触。是非とも自民党公認で当選したいと懇願していました。そこで、福岡1区で推薦しようということになったんですが、ここで山崎拓さんが猛反対。山崎さんはこの話を聞いて艦艇に乗り込み「ホリエモンみたいな自民党が公認するなんてとんでもない。絶対反対だ」と小泉総理にねじ込んだんです。

 小泉総理・官邸もホリエモンの調査で「こいつは危ないし、ダメだ」という報告を受けていたんで山拓さんに「それは良くわかっています。公認はしません」と明快に答え、公認の認定はできませんでした。

 この公認問題に頭を抱えたのが武部勤幹事長でした。武部幹事長は千葉4区で出馬した藤田幹雄を通じて金を受け取っているんです。

 藤田幹雄はソニーからホリエモンの企業を上場する際に手を貸し売り抜けた光通信ー資産運用会社を経て千葉4区で民主党の野田佳彦国対委員長を1000票弱まで追いつめ、ゾンビ当選した人物です。

 藤田は武部幹事長の長男・新の女房の姉の亭主ということで武部毅とは特に仲がよかった。

 次男の毅はどうしようもない遊び人で六本木などで遊びほうけていた。その取り巻きはやくざまがいの人物も多い。

 その仲間に混じって「宮下」なる人物が徘徊しています。藤田幹雄の政策秘書は「宮内修二」何らかの関係があるとしか思えない。

 ともかく、毅ー宮内ー藤田の関係を注目しています。

 ホリエモンメールの話がでて以来、武部幹事長の様子がおかしい。これが偽物だったからといって武部幹事長自身が安泰ということはありません。
 また、武部幹事長は約束した?ホリエモンの自民党公認がとれなかったばかりか、落選させてしまった。
 選挙後、まずいと思ったのか武部幹事長が考えたのがホリエモンが希望する「広島カープ」買収でした。球団買収には「ナベツネ・読売新聞主観・渡辺恒雄」の許可がいる。
 そこで武部幹事長はほとんど面識のなかった「ネベツネ」に「ホリエモンが広島カープを買収したがっているがどうだろうか」と電話を入れるんですが、ナベツネさんはけんもほろろで追い返す。
 困った武部幹事長はホリエモンに金を出させ「LDP」という会社いう会社を作らせた。ここに自分自らと二階俊博経産大臣、竹中平蔵総務大臣、佐藤敬夫を引き連れて参画する。
 ホリエモンの会社は1,「自由新報」を刷新し10万部作る。ここに自民党を支援する経済界の幹部を呼び、今後の展開を述べさせる。
2,「自由新報」を日刊化して100万部を無料配布し、自民党への支持を呼び戻す
 という2案を提出させ06年4月にも展開するという状況だった。
 これがホリエモン逮捕でパーなった。本来なら3月に政治資金報告書に掲載すべきところをしないですむ。ホリエの逮捕が早くて武部幹事長は今頃ほっとしてるんじゃないですか」

「この情報にはマスコミ関係者が間に入っている」
 永田が衆議院予算委員会質疑直後にかったった発言だ。
「スワ!情報提供者は誰だ」
 とマスコミ関係者が動くの当たり前。
「永田に偽情報をつかませた人物は誰だ」
 この情報を整理してみる。
「永田が大蔵省に入省した時の同期が現在、財務省を退職し「ライブドア」の経理担当をやっているらしい。その同期の友人が永田に情報を流したのではないか」
という説がある。
「いや、この間に誰かをかました」
 とういう説もある。
 また、週刊新潮をやめフリーになった某氏に名前があがった。
 某氏に「どうもあんたの名前が挙がっているようだ」
というと
「何ですかそれ。私は永田と会ったこともないし、そんなことをいわれる筋合いはない」
とむっとする。
 そこで再調査。
 数年前週刊ポストで「清原がアメリカで遊んでいる」という記事を作り、清原から名誉毀損の裁判を起こされ1000万円の損害賠償を払えという判決を受けた人物らしいということがわかった。

 名前は西澤孝。42~43歳らしい。 (後訂正 32歳)
 週刊ポストは当然のごとく西澤を放逐。西澤はその後週刊誌各社を渡り歩いたようだが、週刊ポストの印象が強く各社とも門前払いだった。

 そこで京橋に「デュモン・マーケッテイング」という会社を作り、業界向けの月刊誌を作っていた。この2月号に永田寿康が表紙に堂々と載り「永田寿康と西澤孝」の対談が掲載されているという。各社この雑誌を探しているのだが、いかんせんミニコミのような雑誌。なかなか発見されないようで・・・・。

 西澤は「俺は福沢諭吉の玄孫」「笹川堯の隠し子」などと大洞を吹く男だという。
 これも本当かどうかわからないが、「オレゴン州立大学ジャーナリスト学科卒」
 といっていたようだ。
 住居は竹中総務大臣と同じ湾岸の超高級マンション。

 時に車をぶつ受けられたと右翼一緒に損保会社にねじ込み金にしたこともあるという。
 まあ、典型的なほら吹きで詐欺師。こんな男に何故民主党幹部がだまされたのか全くわからない。
 西澤ー永田は土曜日以来、連絡が取れなくなったようだ。

 自民党・平沢勝栄議員。
「これは完全に偽物ですよ。私は民主党が黒く塗っり公表したメールよりもっと鮮明なメールを持っている」

 2月20日、降着状況になれば必ず爆弾を打ち出す平沢勝栄議員が発言し永田町、マスコミは大騒ぎ。翌21日にはテレビ、ラジオに出ずっぱりと田中真紀子騒動以来の檜舞台に躍り上がった。

 マスコミに引っ張りだこの平沢代議士に直撃。

「これは永田議員が入手したと思われる頃にこちらも入手した。あるマスコミ関係の人物がいろいろと売り歩いていたらしい。ところが、マスコミも馬鹿じゃない。このメールは怪しいというので取り合わなかったようだ。

 そこでその人物は永田のところに持ち込んだようだ。永田は真偽も確かめずに公表したんじゃないか。
 だが、私の見るところ永田発表のメールは全くの偽物だ。

 ただ、肝心なところは武部幹事長にライブドアから金が流れているという事実はあり得る話。ははは」。
 昨年初当選した武部幹事長の親戚・藤田幹雄を通じて武部幹事長に金が流れているらしいという噂は消えてない。
 今回のホリエモンメール騒動は全くの偽物だったが、武部幹事長周辺に金が渡った可能性はわからない。武部幹事長もホリエモンメールが偽物だったから大丈夫。とわいえ率先して無所属のホリエモンの応援行くには何らかの訳がありそうだ。疑問が残る。

東京地検特捜部・・・・100人体制をひいて、日本の闇にきりこむ・・・・というか、切り込んでほしいんだけど・・・・・
「おいおい!特捜部は大丈夫か?」
 副部長自ら、取り調べにあたっているけど、堀江はおちず!聴取官交代話も。

 最初の逮捕案件である風説に流布、インサイダー。問題は投資事業組合の存在。あの時点では規制に引っかからないし、違法とは言い切れない。「実質支配」というのは特捜部の造語か?
 叩いて、資料読み込んで、粉飾決算にやっとたどり着いた。

 マネーロンダリング?香港、スイス、バミューダ・・・・。実はここには、直接の捜査権はない。さらに、財政部というか、財務というか、英文の資料読み込めるスタッフは何人いるか?外交的圧力を加えるなら別だけど、ここは小泉も、外務省のやる気なし。

 闇の金というけど、一万円札には、黒も、シロも、闇も、代紋も、ホリエモンマークもかかれていない。
 粉飾決算だけだったら、セイブと同じで、これだけ世界のマーケットを騒がしておいて、なんだったのか?とならんことを祈りたい。

 知人の貧乏弁護士・・・・・俺なら、無罪とはいわんけど、かなり引っ張れる。
 頑張れ、地検特捜部・・・・!

 日本のマーケットをぶちこわしたのは誰だ!と、いわれないことを祈りたい。
 
あの「メール」はガセだけど、真性の「メール」がある。こっちが本物で、こっちが本命。そこからいくと、武部周辺に金が流れていることは間違いない。その傍証として、うちの取材メモを引用、パクリするのはかまわないけど。うちのボスの松永他加志に問い合わせするのはかまわないけど。

「ほほう、会社謄本とりましたか?会社設立書とりましたか?政治資金報告書とりましたか?有価証券報告書とりましたか?え?東京?じゃ、広島とりましたか?沖縄とりましたか?」

 という空虚な電話をボスがしているのを、となりできいていると、俺はむなしくなる。
 2重、3重のミスを民主党はおかしつつある。

 これ書くと、また、ボスから、つっこまれてこのブログは休刊になるけど・・・・・・。
 仙石さんとか、楢崎さんとか、いい追求型の政治家はいた。うちのボスなんかも、もろにかかわったケースもたくさんあると、俺は思う。昔の話をしたがらないボスだが、その辺、うまく質問すると、えんえんと、自慢話するから、この辺から、聞けばいいとおもうのに・・・・と俺はおもう。

 問題は、この辺の追求に関しては、俺はまだ、ガキだったからボスがどうやりとりしたか裏はしらないけど、ボスに聞くと「裏はまったくない」という。「正々堂々、正面突破」で、「公文書を固めて、証言者を固めた」そして「この段階で、情報をふるいにかける。ひなたぼっこ出来る情報か(表に出せる情報か)、ひなたぼっこ出来ない情報か(永久に表に出せない情報)・・・。

 どっちが正しいかでない。どっちも正しいこともあれば、どっちも間違っていることもある。問題は、その時代の、同時性の認識。判断基準は、欲損得にからんでいないか・・・。

 どんないい情報も、裏がとれないと意味はない・・・とはみないう。
 しかし、我々は、裏がとりにくい情報もあつかうし、書くこともある。
 この時に判断するのは、同時代性。特定の欲損得にからんでいないか?

 民主党には今後、真贋ふくめて情報提供はないかもしれないし、圧倒的に減るかもしれないという、重大な問題について、考えるべきで。
 耐震偽造で、馬淵は、死守したし、今後もするだろう・・・。今後、「馬淵は信用できる」・・・・これ評価。
 永田、野田、・・・・・鳩山、河村、あとテレビ組・・・・「ま、あかんね」・・・・これ評価、俺がいったわけじゃない。
 それよりも最悪は「執行部全体が信用できん」・・・・という評価。これも俺が行った訳じゃない。
 だが、
       これが痛いのだ!
 永田がひとつ重要な間違いを犯しているとしたら。間違えたことは、まだゆるせる。勇み足であったかもしれん。これも許せれる。謝ればいい。もちろん俺や、執行部に対してでなくて、国民に、謝罪して、それに応じる責任をとればいい。
       国民は寛容だ!
 つまり・・・・自分の責任は当然、執行部への責任は当然。国会への責任も当然。・・・・・・入院して、ほとぼりさますのも本人の決定事項でないかもしれんから、ま、許すけれど、「情報提供者」をなぜ、さらしたままにしておくのか?真贋は、第三者のかってな判断。もし、ちがっていて起訴されたら、各メデイアが対応する・・・・。
 問題は、永田は、民主党は一度は信用した情報提供者を、なぜ?
     「死守」
 しないのか?真贋問題以前・・・・・。の問題。

 民主党・永田寿康衆院議員に「堀江メール」を提供したという「ジャーナリスト」がほぼ判明した。
「ま、フリーのジャーナリストというか、元記者というべきか・・・」ということで、本人の名誉のためにAさんとしておこう。
 実は、このAさんが、複数の週刊誌の編集部のおなじ企画をもちこんでいたことも判明した。

「おもしろいネタだとおもったが、真贋様々な堀江メールなるものがとびかっているのが、現実。このメールの生データのメールデーターの確認がとれるかどうか?さらに、このメールのでもというか、元ネタもとが確認できるかどうか?これがとれないと、記事にするのは難しいと答えた。鼻から拒否したわけじゃない。そうしたら、永田議員のところにいっていた」(某週刊誌編集部)
 ということで、自民党さんがいうように最初から「ガセメールだから、断った」ということではない。
 もしかすると、永田議員のところでは、生のメールデータや、元ネタが確認できたからこそ、踏み込んだと解釈したいのだが・・・。

「対象となる銀行名、口座名義を我々は押さえている。必ずしも武部氏の次男の名義の口座とはかぎらない」(民主党関係者)・・・・・
「だから、国政調査権を要求する。それを拒否する自民党は横暴だし、疑惑隠し!」(前出・関係者)
 という論理で、国民はどこまで納得できるか。
 いやたしかに、ボス風にいうと、「枯れ木も山の賑わい」というし、辻野記者風にいうと「犬もあるけば棒にあたる」、俺風にいうと、「下手な鉄砲も数うてばあたる」
 「ホリエモン・武部次男・武部長男・武部幹事長」をめぐる4者の関係は憶測もふくめてだが、数々の疑惑がささやかれていることは事実。この突破口として「国政調査権」を要求するという民主党の苦肉の策はわからなくもないが・・・・。実は、これは諸刃の刃。

「これで武部幹事長の疑惑はすべてシロと逆証明につながる」(自民党幹事長周辺)

 この決着は下手すると、2月22日(水) の党首討論でつくかもしれない。

 民主党が「武部の壁」をくずせるとしたら、「合わせ技」しかない。今からでも遅くないから、ホリエモンと「武部の息子」の関係を整理しておいてたたみ込むしかない。その上で、メールの件から、口座の件(それも、例の口座)への、国政調査権を発動せざるえなくなるまで、おいこめたら、・・・・民主党の合わせ技一本はありうる。でないと、判定負け。この負けは永田議員一人の問題ですまない。

 あ、その時も、相手から「ガセ情報」と一蹴されたら、二の矢三の矢をうてるだけの「ネタ」にしぼっておくことですね。小泉は無理でも、「武部の壁」は少しは崩せるかもしれない。

 何を隠そう「武部は調子に乗りすぎ」とおもっている自民党議員はたくさんいるし、「堀江の毒まんじゅう」を相当くっていると思いこんでいる自民党議員もいるからだ。
 ということで、きわめて風見鶏的な取材メモでした。